やっと「反省」との言葉が出たが…!

規制緩和、競争「煽動」の“非”にまでふみこまなければ…!
下記は5月8日読売から抜粋
高速ツアーバス規制強化、前倒しでやる…国交相
 群馬県藤岡市関越自動車道で乗客7人が死亡したツアーバス事故を受け、前田国土交通相は8日の閣議後の記者会見で、国交省高速ツアーバスの規制を2年間の移行期間を設けて強化することについて、「前倒ししてやっていく」と明言した。
 安全確保策の検討などを行うチームを省内に発足させたことも明らかにした。
 また、高速ツアーバス業界が急成長するなかで事故が起きたことについて、「安全のネットワークを張ることが出来ていなかったという反省がある」などと述べた。
 一方、川端総務相も8日の閣議後の記者会見で、「(2010年9月に)交代運転者の配置指針の見直しを勧告したが(国交省が)検討中という中で事故が起きた。極めて遺憾。速やかな対策が必要だ」と強調した。

国交省が7日現在で「関越道のバス事故」について公表
一部抜粋
全文はhttp://www.mlit.go.jp/common/000210508.pdf

4.これまでに判明している主な問題点
(1)運転者の過労運転
運転者は居眠りで事故を起こしたと述べている(報道)とされ
ており、その背景、原因等については、現在捜査・調査中。
(2)貸切バス事業者の不適切な運行管理
関東運輸局による陸援隊に対する立入検査の結果、今回の運行
に関しては、
?日雇い運転者の選任
?運行指示の不実施
?運転者の健康状態の確認・運行を行うに当たっての注意
事項の伝達等のための点呼の不実施
が確認された。
また、同事業者に関しては、不適切な運行管理、車両の整備不
良等、多数の違反が確認された。
(3)旅行業者の不適切な旅程管理等近畿運輸局によるハーヴェストに対する立入検査の結果、旅行
者が提供を受ける旅行サービスの内容を明示しないという旅程管
理義務違反等が確認された。
(4)その他
上記のほか、陸援隊による同社の運転者に対する貸切バス事業
の名義貸し、同運転者による無許可営業(白バス行為)の疑い等
もあり、引き続き、証拠書類の精査等により、法令違反の状況を
明らかにする予定。