地球へ途中下車第18回

素敵な熟年ご夫婦の1年間世界旅行の記録

前回までhttp://d.hatena.ne.jp/KokusaiTourist/20130323

今日はイギリスからベルギーへ

2011年08月11日(木) 04時56分31秒
ベルギー
【スリ多し…ブリュッセル!】
ロンドンからユーロスターに乗って2時間…

(一等、ファーストクラスだい!)

(一等はお食事が出るんですヨ! 量は少ないがこれはおいしかった!イギリスのごはんとえらい違いや)

ユーレイルパスはイギリスでは使えないのですが(夫と妻は日本からユーレイルグローバルパスを購入してきました)、ロンドン─ブリュッセル間の国際特急はパスホルダー料金という割引料金の適応になります。一人110ポンドぐらいだった。
そしてやってきました!ベルギーブリュッセル!南駅!
…英語の表示がほとんど見当たらない。
…しかも表示、わっかりにくい〜!
メトロ、どこ? インフォメーションどこ?
汗をふきふきようやくのことでメトロに乗り込んだら、親切なご婦人が
「リュックサックのポケットが開いているよ! 誰かが中に手を入れていたよ。何か盗られていないか?」と忠告。

見れば確かにチャックが空いている。被害はなし。
夫は?
全開…
2人とも、すぐに狙われるところに盗られて困るようなものは入れていないので被害は何もありませんでしたが…ブリュッセルは以前からスリやかっぱらいが多いと聞いていたけど、あぶない、あぶない…なんちゅうとこや!
地下鉄の駅を降りてまたまた愕然。この地図ではたどりつけない。でも明るかったのであちこちで人に聞く。みなある方向を指を指して教えてくれる。どうやらこのあたりでこういう格好をしている外人が行くところはユースホステルしかないらしい。
ようやく到着!

ユースホステルのよいところは、建物はいろいろでも、マークが世界各国共通なので、わかりやすく、みつけたときにホッとすること。
予約を入れたときは男女別のドミ(大部屋)しか空いてなかったが、ダメもとで、受付で個室が空いてないか聞いてみた。あった! 聞いてみるもんだ!
ラッキー!

これで3泊、ゆっくりできる!
朝ごはんつきで一部屋50ユーロー。
(ドミだと一人21ユーローぐらい)。
宿到着一日目はいつもまず近所を散策、スパーやデリでテイクアウトを買ってきて、ユースで食べ、明日からに備える!

大好きなベルギービールで乾杯!
明日はゴディバのチョコをめざす!








2011年08月12日(金) 04時40分40秒
ベルギー
【チョコにムール貝にワッフル…定番の観光】
私たちが泊まっているユースホステルは、ブリュッセルの町の西のはずれにあります。
アフリカ系や中近東、インド系の人々の移民(?)の人が多く暮らす…どちらかというと治安のあまりよろしくないらしい地域で、(ユースホステルに着いたとたん、とにかく気をつけろ、と言われた)、でも、夫と妻、ブリュッセルについたとたん、南駅ですでにスリの洗礼にあっているので、ま、慎重に歩くことにします!
町の中心地まで歩いて20分。川を渡ったとたん、ガラリと町の様相が変わり、観光地、ブリュッセル!に! 道路にぐるりと囲まれたエリアが中心地です。
世界一美しい広場と言われているグランプラスです。

確かに美しい…ぐるりと360度、どこを見ても美しすぎます…

サン・ミッシェル大聖堂も見ごたえあり








世界三大がっかりの一つと言われている、小便小僧を見て…
(言われていた通り、確かにちいさい)


あまりメジャーでないけど小便少女もいたんですね…わかりにくい場所にあるんですが、見つけました。
(うーん、こちらはちょっと卑猥かな!)

ゴディバのチョコを買い…ワッフルを買い食いし…
肉屋小路(レストランがたくさん集まっているところ)でムール貝の白ワイン蒸を食べ…

ブリュッセル観光の王道をやっちまいました…。





かつては西ヨーロッパのなかですごく発展して(いまもEU本部がある)、美術や芸術に大きく貢献した歴史都市だったことは十分納得なんですが、現在はすこし経済が低迷しているのか? あちこち修理されていなかったり、中心を外れると寂れていたりするのが気になりました。
ロンドンではまったく見かけなかった、路上で物乞いをする人が多いことも気になりました…
明日はブリュッセルから電車で1時間、天井のない美術館、ブルージュへ出かけます!


2011年08月12日(金) 03時10分19秒
イギリス
【地下鉄の話】
まちを自由に歩き回るためには公共交通機関を利用する。
一番便利なのが地下鉄。わかりやすい。
乗るたびにチケットを買うのはめんどくさいので、オイスターカードを入手した。
イコカなど、日本の電車のICカードと同じでチャージ式だ。


次の駅は車内の電光掲示板で表示される。地下鉄の地図を入手済みなので怖いものナシ。
日本の地下鉄は2〜3分毎に走っている。これで事故が無いのは日本の技術が進んでいるからだといわれている。外国ではこんなに短い時間では走れないと聞いていたが、ロンドンの地下鉄は日本と同じ間隔で走っている。

焦っていたのでピンボケ

世界の地下鉄のシステムは日々に発展している。

ただ、ロンドンの地下鉄は日本の地下鉄ほど人に優しくない。車椅子マークの無い駅は多分、エスカレータ、エレベータが無いと思う。乗り換えや出口に長い階段を登ったり降りたりして、結構きつい。
また、車体の狭さ。入り口付近では頭が天井につかえるので、お辞儀をしている状態になる。これで満員になったら、身動きできなくなり閉所恐怖症の人はちょっとした恐怖感にとらわれるだろう。

その分、一人の座席の幅は広々として窮屈感がない。わかるような気がする。

効率を優先した最短距離追及の日本の地下鉄に比べ、古い地下鉄をつなぎ合わせたロンドンの地下鉄は乗り換えの通路が結構長くて複雑。階段を登ったり下ったり狭い通路を右へ左へ、でも工夫された広告が多く楽しいので短く感じた。

…これっていいところだけを強調して見るという旅行者特有の心裡のなせる技か。(笑)







2011年06月11日(土) 08時20分49秒
旅の準備編
【旅の荷物は軽く…だけど重くなる】
…ところで、シャンプーなどのサニタリー関係のグッズですが、普段の、10日までぐらいの旅行だったら、トラベル用とかの小っこいボトルに小分けして、持って行くところですが、よく考えたら1年の旅の場合、それってその小っこいボトルが2週間ぐらいでなくなったら、その時点で、新しいものを買わないといけないことになりますよね。で、そのときは日本のサイズより多分でかいボトルのを買うことになると思います…(しかも2週間ぶんぐらいだと、1回目になくなるのはたぶんインド?)。
…それなら最初から、普段使い慣れた日本製を(高いけど)小分けせずに、フルボトルで持っていったほうがいいのかな…???
というわけでトラベルサイズはやめました!
…と、だけど、それが、シャンプーに限らず(この際、リンスはすでに断念した…)、コンタクトの洗浄保存液も、せっけんも(我々はボディシャンプーではなく、せっけん派!)、歯磨きチューブも、化粧水、ひげそりクリーム、うがい薬も…、すべてに言えてることで、みんな揃ってフルボトルラインナップ! になるのですね!
…と、いきおい、荷物の重量が…。
背中にかかるGがこたえます。
…近頃、うちの家のテーブルには秤(はかり)が常駐していて、旅の持ち物候補たちは、すべて計量チェックの洗礼を受けています。
10g、20gが、ひいては1㎏、2㎏…
小さな小荷物も、集まれば大荷物に…
チリも積もれば山となる!
チリの隣はアルゼンチンとなる!
…なんか荷物を軽くするウマイ方法って、ないもんですかね?
(@ ̄Д ̄@;)