エストニアから添乗速報

添乗中の大村から写真とメモがとどきました。
 春先のエストニアは昼間で10℃位で朝晩は2~3℃程、まだまだ寒いが空気が澄んでいて気持ちがいい。明け方は結構雨が降っていたが、出発する頃には上がり青空の下観光ができた。旧市街は石造りの町並みが美しくトーンペア展望台からはバルト海も眺める事ができる。ドイツに占領され、その後のロシアの占領もありプロテスタントの教会、カトリックロシア正教会と町の中にはいくつもの教会が残っている。日本人観光客は見かけない、最近は少なくなっているらしい。
タリンの旧市街はあいにく冷たい雨の中散策だった。13世紀の建物が残っていたりスウェーデンに占領されていた時代の城壁が残っていたり広場には、カトリックの大聖堂がある。運良く大聖堂ではヨーロッパ一大きなバイプオルガンがあり、その演奏を少し聞く事ができた。6千本以上のパイプの音は音域が広く時間が一瞬止まったような気がした。朝に中央市場に立ち寄りたくさんの種類の食材と安さに皆目が輝き、どこのお土産屋さんよりウキウキしていた。昼ご飯には名物の豚のリブが出てきて、市場の新鮮な食材を思い出した。
午後はバルトのベルサイユと呼ばれるルンダーレ宮殿の見学をした。夏の宮殿に建てられたものが、とても立派で138室も部屋があり各部屋毎にテーマがありインテリアが統一されていて、贅沢そのもの。
フランスのベルサイユ宮殿の何分の一であろうが、貴族の贅沢さには変わりがないだろう。日本の有田焼も焼き物が飾ってある部屋に並んでいて東洋とヨーロッパの焼き物の色づかいや絵柄の違いがよくわかった。