「特定秘密保護法案」は旅の自由、旅の権利を脅かすものー絶対認められません!

▲移動の自由、地方の歴史・文化の研究、地元の人々との交流、自然への憧憬、社会的事象の探求などが、経済的時間的制約以外には本来自由であるからこそ旅という人間にとって本源的な要求が実現でき楽しくもあるのです。
▼楽しいはずの旅行が、目に見えない規制の網がかぶせられ、イヤな思いが残るだけででなく、いつ「尋問」や取り調べ、写真の「没収」などに遭遇するか… とにかく、何が秘密なのか知らされないのだから、基地や港湾、空港、原発などへの「視察」はもちろん「観光」も制約される恐れが十分にあります。
▲3・11以来、原発視察のツァーの需要も増え多く企画されています。平和つぁーとして、沖縄、岩国、舞鶴、横須賀などの基地視察のツァーも増えています。広島や沖縄の就学旅行は平和学習に役立っています。この法案はこんなツァーをさえ、大きな目に見えない網で自由を奪い取ってしまおうとしています。
▼旅という社会見学を通じて知識を豊かにし世の中の動きへの自らのスタンス、行動を考えようとする市民にとってこんな不幸なことはありません。もちろん、こんな制約がまかり通れば私たち旅を生業とするものへの打撃も大きすぎます。
◆審議を初めて1週間にもたたないのに政府は修正の可能性を口にする。初めから欠陥法であることは明らか。廃案しかありません。市民の自由や権利を犠牲にしてまで守る秘密とはいったい何があるのでしょう!

(写真は、舞鶴軍港の自衛隊桟橋と敦賀原発