地球へ途中下車第127


素敵な熟年ご夫婦の1年間世界旅行の記録

前回までhttp://d.hatena.ne.jp/KokusaiTourist/20140302
世界一周旅行は終わりましたが、『旅の実践編』などとして貴重な情報を届けていただきます。

旅の実践編
【外国語で意外と覚えておきたい1つのフレーズ…】
2012年08月10日(金) 11時20分52秒
夫と妻の語学力(英語)はぶっちゃけ、英検3級程度です!

まじめな中学生程度です。

世界一周に出るまでに、これだけはやっておきたかったこと、
英会話のスキルだけはもっとアップしておきたい!
…と思っていたけど時間がなくてできなかったぞ! 

英語がこんなレベルじゃあ、
ヤバイんじゃあ あ あ あ?!?
(*_*)

…と思っていたら…
…弟 計って、あにはからんや…(?)
その英語すら、まったく通じない!!
…って地域もあって、かえって英語コンプレックスから解放され、身振り、手振り、知ったかぶ〜りのかいつぶ〜り!

…が、うまくなったよーな面もありました…。

英語がまったく通じなかったエリアとは…
(知りうるかぎりで…)
・南米、ラテンアメリカエスパニョール(スペイン語)圏全域…
(ある意味、スペインも含まれるかも)
・中国
・東欧諸国の田舎…ルーマニアとかブルガリアとか
 外国人がいまだにあまり訪問しない国…

…かつて言われていた、「フランス人はフランス語でしかしゃべってくれない」、っていうのは、今はナイみたいです。国際化には英語必須が共通認識になっているようで、多くの市民が相手を見て英語に切り替えてくれます。少なくとも観光地では。
…それからこれも、かつて言われていた、「ロシア」も今は若者を中心に猛烈に英語が普及してきています。若い子をつかまえればたぶんなんとかなります。
…に対して、エスパニョール圏と中国は、英語を話す必要がない、というか、話そうとする気がまったくない!…みたいですね。
( ̄ー ̄;

英語が通じない国でも最低「これだけは覚えておきたい!」

と妻が思うフレーズは

 はい、いいえ、こんにちは、ありがとう──の基本4点セット
 トイレはどこですか?(「トイレ」を別の場所に入れ替える)
 駅に行きたいのですが(「駅」を別の場所に入れ替える)
いくらですか? ください。
 ○○語はわかりません。
の5つと思います。

「○○へ行きたい。○○はどこですか?」

は道を聞くとき、バスや列車のチケットを買うときに絶対必要です。

「いくらですか?」はもちろん買い物するとき、宿代を交渉するとき。
「ぺるふぁぼーれ」「ぱるふぁぼーる」「しるぶぷれ」

(お願いします)表現が存在する国では、応用範囲の広い便利な単語なので、これは覚えておくと役にたちます。ムリを頼み込むと
そして意外と盲点、かつ重要なフレーズが、

「○○語はわかりません、話せません」
という表現です。
なぜかというと、「キシエラ・イール・ア・○○、ドンデエスタ?」
(○○へ行きたい、どこですか?)

…と、これだけしか知らない、なけなし!のスペイン語で、必死こいて聞いたとき、相手が「なんだ、こいつ、スペイン語が話せるのか?」と勘違いして、ペラペラとスペイン語で返してくることがあるからです。

そのときに「スペイン語はわからない」ということを伝えて、「右か左か」「あっちかこっちか」とか、簡潔な方法で答えてもらわないと、長時間、話に付き合わされて、ふんふん言いながらへらへら笑い続けて、結局、わからなかった、というハメになります。

それどころかえらい目に遭うことも…。
中国でタクシーに乗り、
「○●○へ」というと
なんか、もう、必ず、
「そこに行くまでに市内を一周、観光してやろうか?」…だとか
「○●○へ行くなら先に▲△に行ったほうがいいぞ。そこからまた移動したらいい。待っててやるから」…だとか言われているようなんです…ね…。わからないので想像なんですが…
インドみたいに英語で言ってくれたらある程度、理解できて、ケンカもできるけど、これが全部、中国語!

「長距離バス乗り場へ」と言うと、「どこに行くバスに乗るんだ?」
としつこく聞かれ…た…みたいで、行先によって乗り場が違うのかな?と思い、「…鳳凰」というと、
必ず想像される次の展開が、
鳳凰まで、このまま走ってやるよ。OKか?」

…というようなことになる(ような)んです。

そんなとき、なんだかよくわからないけど、あいまいに、「シーシー」とか「イエス」とか言ってしまうと、えらいことになるので、

「わからない」と言って、とにかく「長距離バス乗り場!長距離バス乗り場!」を連呼する、と…。
…というわけで
「○○語はしゃべれない」
「○○語はわからない」
…というフレーズは結構重要です…
「ダンスはうまく踊れない」
「箪笥はうまくかつげない」
…妻でした。