地球へ途中下車第133回


素敵な熟年ご夫婦の1年間世界旅行の記録

前回までhttp://d.hatena.ne.jp/KokusaiTourist/20140322
世界一周旅行は終わりましたが、『旅の実践編』などとして貴重な情報を届けていただきます。
帰国後・日本
【世界一周旅行の報告会】
2012年08月24日(金) 21時54分02秒
 昨日は地域の友人(夫と妻を入れて11人)で、我が家で焼肉パーティーをやりました。
我が家はマンションの6階にあるのですが、南側にすこしばかりのルーフバルコニーがあるんです。
夏の夜、ここにゴザを敷いて、焼肉大会をやるんです…
涼しくて気持ちがいいんです。
 会費は1人1000円、飲み物は基本、各自が飲む分、持ち込み制です。
 一通り、おなかが満足したとことで、
借りてきたプロジェクターで壁をスクリーンにして、写真とトークによる世界一周旅行の報告会をさせていただきました。
 夜に大勢でスイカを食べながら野外スクリーンを見るのは、なんだかまるで昭和30年代の地蔵盆のようでした…
 …ところが一年間に行ったあちこちの報告をしようと思うと思いのほか、長時間になってしまいた!(使った写真も500枚ぐらい)
 1時間の予定が2人合わせてなんと2時間近くしゃべってしまいました。
 質問がでたり、それそれの体験と合わせてそのあとのおしゃべりが続きました。
 辛抱づよく話につきあってくださったみなさんありがとう。
 でもこうやって、話に耳を傾けてくれる人がいるから
見たり聞いたり体験したことが、意味のあることとして社会性をもって生きてきます…
報告することで我々も記憶をまとめたり、中身を見直したりすることができます。
 あと数回、あちこちで同じような報告会をさせていただきます。
 次回はもう少ししゃべる内容をコンパクトにまとめられるように努力します!

なんで世界一周旅行に行こうと思ったか?

2012年08月25日(土) 23時15分09秒

旅の実践編

おととい、地域の友人の前で旅行の報告会をさせてもらったとき、最後に、
「で、そもそもなんで2人はそういう旅行をしようと思ったの?」という質問が出ました。
……
……
なんででしょう?
……
……ひとつは、世界中のあちこちに、死ぬまでに見ておきたい絶景や行きたい場所がいっぱいあって、それを一か所づつ行くよりも、特にマチュピチュやウユニやパタゴニアやアマゾンといった南米を旅行するなら、いちいち地球の裏側まで行って帰ってくるんだったらあちこちいっぺんに回ったほうが金銭的に安くつくし、一度に行きたいところをほぼ全部行けるから、という理由は成り立つと思います。
それから…鞄ひとつに生活に必要なものをぜんぶ詰め込んでそれで一年間、街から街へと移動しながら暮らしてみる、という、今までやったことのないことを経験してみたい、という好奇心?
自分にとって、2人にとって、本当に必要なものは何か? がわかるんじゃないかな?──という、とってつけたような屁理屈…とか。
自宅にもどったとき、家のなかにあふれるような洋服や食器、タオルなどを見て、「なんでこんなに物が多いんだ!」
とびっくりしましたが…
いつでもそういうシンプルな暮らしをすることができる、という自信はついたかも…
自信──できる、と確信することも増えました。地球上のどこの場所へでも一応自分たちで行ける、という自信はつきました。
行き方を調べて、たとえ情報がなくて今はわからなくても、現地の近くまで行けばなんとかなる、とか、言葉が通じなくてもなんとかなる、とか…。
あ、でもそれは結果であって、なんで行こうと思ったか、という動機ではないか…
…あれからずーっとそのことを考えていたのですが…、
やっぱり一番大きい理由は
せっかっくこの世に生まれてきたんのだから、死ぬときに
「あー、いつかこんなこともしてみたかったけど、結局できなかったな…」と後悔するんじゃなくて、
やりたいことは「できること」にかえて、やりたいことを実行しよう、夢は実現するもの、
ということか…な。
人によってそれはそれぞれ違うと思うのだけど、私たち2人にとっては世界一周旅行がいつかやりたくて、いろいろいろいろタイミングを見計らったり、計画をたてて融通をつけたりして、この時期に実行した、ということです!
…だから次は
次に「やりたいこと」をみつけて
それを実現させるべく、画策すること!
でしょうか…
それがなにかは、まだはっきりとしたかたちにはなっていません…