諫めなければ「言論弾圧」の主犯は自民党政権

 作家の百田氏が、自民党若手議員の勉強会で、沖縄2紙は潰せとばかりの露骨

言論弾圧の発言をした。メディアは他紙のこととして客観報道で済ませないで、政権がらみの言論弾圧として、民主主義と国民への挑戦として、徹底的に抗議の論陣を張って欲しいものだ。

百田氏のひとり言ではなく、政権政党自民党の議員の「勉強会」での発言。参加議員は、言論弾圧の発言を目の当たりにしても 、諌めるどころか、「2紙は左翼に乗っ取られた」「懲らしめるには広告を無くせ」などの暴言まで上がったとか。
 彼らは、政権与党の議員としての責任をなんと考えているのか。この国は、世界の最先端をいく憲法のもと民主主義国家として70年の歩みを重ねた国だ。その認識も自覚もない自民党議員たち。参加議員は憲法を踏みにじったことで、国民に謝罪しなければならない。もちろん、こんな人物を講師に招いた自民党、その党首たる安倍首相はことの重大性をふまえきっちり謝罪すべきだ。(T.MATSUOKA)