本気で思うなら…

 ある観光関連の会議に来賓として出席した自民党総務会長が、「我々は観光を通じて世の中を明るくし国を発展させる使命を負っています」と挨拶、さらに、今年相次ぎ実施した韓国、中国への訪問団に続きインドネシアへの訪問にも意欲をみせたという。


 本当にそう思うならば、安倍自公政権による今回の違憲法案の採決強行になぜ真っ向から対決しなかったのか。強行採決の日のインタビューで、「審議は尽くされた。最後は多数決。支持率はすぐに逆転する。(地元の)和歌山の対話では一人の反対もなかった。首相は政治生命をかけている。」などとも発言している。これが本音だろう。前記の言葉といかに空々しく響くか!
 同じ党内には、同総務会で“反旗”を翻し、本会議採決の欠席した“立派な”自民党議員もいたではないか。