国内4.5%増も全体では減少に 12月の旅行取扱


 観光庁がまとめた12月の主要旅行業者の総取扱額は、前年同月比1.0%減の5226億9千万円だった。海外の低迷で減少に転じた。
 国内旅行は同4.5%増の3456億6100万円。引き続き関西、北陸方面の好調だった。
 海外旅行は同13.6%減の1627億1400万円と大きく減少。円安による需要減、欧州方面の不調に加え、年末年始の日並びの悪さが影響したという。外国人旅行は同63.3%増の143億1400万円。
 49社のうち17社が前年同月を上回った。