被災から20年が経ちました!(1)

 今朝、5時10分に目が覚め、あのときの出来事をいろいろ考えてるうちに5時46分を迎え静かに目をつむり手をあわせました。
 節目の20年ですので、記憶をたどりながら、また思い出すまま書き始めます。
 あの日はしばらくベッドに上に座り込んで本棚の本を押さえながら揺れの収まりを待ってましたが、相当な長さ続いたと思います。ようやく収まったので階下のリビングに降りると、水やから食器などが飛び出し足の踏み場もないくらいでした。家は無事でした。
 ラジオもテレビもだめなので、車のラジオで少し様子がわかり、どうも会社のある元町方面が大変なことになってるとわかり、すぐに家を飛び出し芦屋で2号線にでましたが、案の定大渋滞。仕方なく1,2本南側の道路を迂回したのですが、この道の両側のマンションや戸建てがつぶれたり傾いたりで、家を飛び出した住民の方であふれかえっています。
なかには、けがをして体の方々から血を流している方もあって、車が止まると窓をたたいて病院まで乗せてくれと言われます。結局、別々に2人の方を病院まで送りましたが、病院前はけが人と付き添いのかたでいっぱい。
 私は、43号線にでて目を疑いました。なんと高速道路がが相当の長さにわたり倒れ込んでいるのです。これでは元町のビルもあるのやらとあきらめながらも、ようやく4時間(通常なら1時間足らず)で元町に着き、会社が入ってるビルが何とか建っているのをみて体から力が抜けるようでした。(T.MATSUOKA)