B787機、このまま飛ばしていいのか! JALもANAも、「現在のところ火災原因が不明だから通常通り運航を続ける…」いっている。(「朝日」13日夕刊)

乗客の命を何と考えるのか! 安全第一を! 運輸行政は何をしてるのか!
これも航空会社の安全より利益第一主義の意向を汲んだ運輸行政の規制緩和が背景にあるのは間違いない! 政治を変えなければ!
http://d.hatena.ne.jp/KokusaiTourist/20130603
http://d.hatena.ne.jp/KokusaiTourist/20130530

またしても…【B787火災】   
出火原因究明始まる 再びバッテリーなら重大局面
2013.7.13 10:20  12日、ロンドンのヒースロー空港で駐機中に出火したエチオピア航空ボーイング787(ロイター)
 【ロンドン=内藤泰朗】ロンドンのヒースロー空港に駐機中のエチオピア航空ボーイング787型機が12日、火災を起こし、滑走路が一時閉鎖された。搭乗客はおらず、けが人は出なかった。英航空当局は同日、出火原因の究明を開始し、米運輸安全委員会(NTSB)も専門家を派遣、協力すると表明した。

 ロイター通信によると、欧州連合(EU)の欧州航空安全庁(EASA)報道官は同日、同型機を再び運航停止にするのは時期尚早で、調査を注視していくとの認識を示した。英BBC放送は垂直尾翼前方の機体上部の焦げた箇所の映像を放映。同型機で相次いだバッテリーの発火トラルと関係があるのかどうかが焦点となっている。
 エチオピア航空によると、同機は煙が検知されるまで8時間以上、同空港に駐機していた。
 「ドリームライナー」と呼ばれる新型の787型機は、バッテリーをめぐるトラブルが相次ぎ、米連邦航空局(FAA)が今年1月に運航停止を指示。4月下旬には、停止命令が解除された後、最初に運航を再開させた航空会社がエチオピア航空だった。

 英国の専門家らは、解決されたはずのバッテリーが再び問題だとなれば、米ボーイング社の信頼性が揺らぐことになりかねないと指摘しており、同社は重大な局面を迎えている。

 ボーイングは12日、「現地に人員がおり、原因の解明と対処に当たっている」とのコメントを発表した。

 火災は小規模だったが、ヒースロー空港の滑走路は約1時間半にわたって閉鎖され、空のダイヤに大幅な乱れが出た。